違法賭博に関与していたとしてドジャースを解雇された水谷一平氏。今度は学歴詐称が判明しました。
大谷翔平選手への献身的なサポートで、好感度抜群だった水谷一平氏にアメリカでは『本当は大谷選手をかばったスケープゴートだろう?』『オオタニを逮捕しろ!』などどいう衝撃的な意見も上がっているようです。
水原氏が詐欺師まがいの行動を起こしてしまった背景にはどのような原因があったのか調査してみました。
水谷一平学歴詐称カリフォルニア大学リバーサイド校卒はウソだった
これにより、水原一平氏の経歴をまとめると、次のようになります。
- 1984年12月31日北海道苫小牧市生まれ。
- 6歳の時父親の父親がロサンゼルスで板前を始めたのがきっかけで、アメリカに移住
- ダイヤモンドバー高校卒業。その後、カジノの学校に通ったが、才能がないのを自覚し断念。
- ロサンジェルスの居酒屋でアルバイト中、ドジャースで野茂英雄投手が活躍を見て、MLBで通訳の仕事を目指すようになる。
- 2012年ニューヨークヤンキースで岡島秀樹投手の専属通訳に採用されるが岡島投手契約解除に伴い解雇される。
- 同年、日本に帰国して日ハムの専属通訳になる。献身的なサポートで高評価
- 2017年大谷翔平選手に誘われ、エンジェルス移籍に同行し専属通訳となる
- 2018年結婚、大谷翔平選手に新婚旅行をプレゼントされる。
- 2023年大谷選手ドジャース移籍に伴いドジャースに雇用される。
- 2024年横領が発覚し解雇される
このように見ると、人並みの進路の悩みはあったようですが、おおむね順風満帆な人生と言えるのではないでしょうか?
賭博にさえ興味を示さなければ
水原一平氏学歴詐称とギャンブル依存症の原因は
ギャンブル依存症になりやすい人の特徴として、
- 仕事のでき、周囲からの信頼が厚い。
- 人からの信頼や期待に応えようとする真面目な性格でストレスを溜めやすい
- まじめで几帳面、負けず嫌いで他人に甘えるのが下手。
- 甘やかされた環境で育ち、忍耐力がない
- 幼少期から競馬場に行くなど、ギャンブルが身近にあった
人に相談したり、こまめに発散したりすることができず、人知れずひっそりストレスを解消しようとしてギャンブルにはまってしまうということです。
おそらく水原一平氏は一人息子で溺愛されて育ち、親の期待も大きかったのではないでしょうか?
そのためプライドは高く、理想の自分に追いつけないジレンマはあったと思います。実際カリフォルニア大学を目指して入学はかなわなかったのでしょう。
アメリカは日本に比べて受験の苦労はないと言いますが、それでも国立大学など誰でも希望すれば入学できるものではなく、それなりの学力が求められます。
水原一平の父英政氏は元アイスホッケー選手で野球もできた
水原一平氏の父親英政さんは1959年9月8日生まれ、現在64歳です。
アイスホッケーが盛んな北海道苫小牧市、寿司屋の家に生まれました。高校生時代にアイスホッケーで留学経験がある優秀な選手でした。しかも留学中には野球部でピッチャーも務めロサンジェルスタイム紙で取り上げられたこともある活躍だったといいます。
帰国後、社会人チームで活躍しますが腰を痛めて引退し、実家の寿司店で職人として再スタート。アメリカに渡ったのは留学経験があったからでしょう。
現在もエンジェルスの本拠地アナハイムに近い日本食レストランに勤務しており、人気のシェフのようです。
大谷翔平選手がエンジェルスに在籍中も足繁く通い、特別メニューが作られるほど懇意にしていました。
英政さんと大谷選手は、ある意味二刀流同士。店に訪れた際は、話も盛り上がったことでしょうね。一平氏には眩しい存在であったに違いありません。
一平さんにとって父親の影響力は大きかったことでしょう。ひょっとしたらカジノに興味があったのもお父さんの影響があったのかもしれません。
水原一平大谷選手に付き合うのが苦痛だった
水原一平氏は誰からも好かれる温厚な人柄である分、ルーズな面も見られたということです。
アメリカで水原氏をよく知る人物や、水原氏を取材したジャーナリストの話をまとめると
というものでした。
向こうから声をかけてきて、『こちらに連絡してください』と名刺を渡してくれたのに、何度メールしても返信がない。スケジュールが合わないなら合わないで一言あってもいいんじゃないかと当時モヤモヤしました
(スポーツジャーナリスト)
引用元:NEWSポストセブン
四六時中サポートしていた大谷翔平選手は賭け事はもちろんのこと、お酒も飲まず、そのストイックさについて行くのはかなりのストレスだったことでしょう。
水原一平ギャンブルにハマったのは結婚3年後で大谷選手初のMVP
水原一平氏は2021年からサッカーの国際試合やNBA(バスケットボール)、NFL(アメリカンフットボール)などの勝敗に賭けをしていたということです。
奥さんと過ごす時間より、大谷選手と過ごしている時間の方が多かったと言います。結婚3年で子供ができなかったのも少なからず影響しているかもしれません。
きっかけはサンディエゴのポーカーゲーム会場で、マシュー・ボウヤー氏という賭博の元締めをしている男性との出会いでしたが、
サンデイエゴはエンジェルスの本拠地であるアナハイムからもすぐですね。オフシーズンの息抜きだったのでしょうか?
アメリカでは従来から連邦法でギャンブルはラスベガスのあるネバダ州でしか認められていませんでしたが、2018年最高裁が「各州の判断に委ねる」との見解を示したところ、瞬く間に合法化されていきます。賭博による税収は各州の貴重な財源になるんですね。スポーツ賭博(スポーツベット)は大流行していきます。
もちろん水原氏も賭博を楽しむための相応の資金は持っていたと思います。水原氏の通訳としての年俸は7500万円と言われています。通訳を務める大谷選手はMVPを獲得し、水原一平氏の功績は大きかったと言っていますから、プラス、相応の報酬は支払われたことでしょう。
こんなカモを賭博の元締めが見逃すはずはありません。バックには大谷翔平という巨万の富があります。
水原氏が行っていたスポーツベッティング(スポーツの勝敗をかける賭博)はとても依存性が高く危険なものとされています。
ただでさえ、熱狂する一流アスリートによるメジャーな試合です。自分の応援するチームが勝ち、利益となって還元されると幸福度は爆上がりします。そして忘れられない快感と興奮を脳が覚えます。。
そして、一度覚えた快楽を、もう一度味わいたいと脳が要求するわけです。当然、毎回毎回勝てるわけではありません。欲求が満たされないと意志が弱い人は簡単に理性が飛びます。
今はネットの普及で24時間365日州や国をまたいで簡単に賭け事に参加することができます。
規制が張られていないにも等しい状態なので、水原氏が『違法とは知らなかった』というのは本当で、初めはほんの遊び心だったのが気がついた時には脳は依存症という病気におかされてしまっていたのでしょう。
まとめ
誰もが羨むような職を得て、順風満帆な人生が約束された水原一平氏は自らそのハシゴを外してしまいました。
父親の英政さんはエンジェルスの通訳として地元近くに戻った時、大いに喜んだと言います。世界中から愛されていた愛しい息子が一夜にして犯罪者になり、その心中は察するにあまりあります。
事件は始まったばかりです。今後の展開から目が離せません。
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