鹿児島県警不祥事隠蔽説浮上!時系列をどこよりもわかりやすく

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鹿児島県警で警察官による不祥事が相次ぎ、それをトップが隠蔽していたのではないかという疑惑が浮上しています。

本記事では鹿児島県警で何があったのか時系列でまとめてみました。

目次

鹿児島県警で何があった?

事の発端は、本多尚志前生活安全部長(60歳)が5月末に警察内部の資料を機密情を報漏えいしたとして、国家乗務員法違反の容疑で逮捕された事です。逮捕理由は

  • 2024年3月県警を退職後、警察内部の捜査資料、並びに問い合わせ先として県警部長の住所、名前、連絡先を第三者である記者に漏えいした。
  • 捜査資料にはストーカー規制法違反事件の被害女性の個人情報・個人名などが含まれていた。

というものでした。

逮捕された本田尚志氏は警察官による不祥事を県警トップである野川本部長が隠蔽しようとしたことが許せなかった。としています。

隠蔽されたという事件は次の通りです。

  • 枕崎市の現職警察官がトイレで盗撮行為をおこなった。犯行には警察車両が使われていた。
  • 市民から提供された巡回連絡簿を悪用し現職警察官が、ストーカー行為を行なった。

これらについて県警トップである野川本部長が「最後のチャンスをやろう。泳がせよう」と言って本部長指揮の印鑑を押さなかったというものでした。

これらについて野川本部長は否定も肯定もせず、沈黙を貫いています。

鹿児島県警不祥事隠蔽時系列まとめ

野川本部長が鹿児島県警に着任後から現在までを時系列でまとめてみました。

2022年10月:野川本部長鹿児島県警に着任

2023年3月麻薬取締法違反の疑いで巡査逮捕

同年10月:未成年との強制性交の疑いで県警本部巡査長逮捕

同年12月:枕崎署署員がトイレ盗撮事件

同年12月:市民から提供の巡回名簿を使ってストーカー事件を起こす

枕崎署の署員によるトイレでの盗撮事件検挙されず、警察官によるストーカー事件発覚いずれも公表されなかった

2024年3月:本田尚志生活安全部長定年退職。その後、記者に内部資料提供

2024年4月:情報漏洩の疑いで於曽署の巡査長逮捕、不同意わいせつの疑いで県警本部警部逮捕、女子トイレ盗撮容疑で枕崎署巡査部長逮捕(2023年12月の犯行)

2024年5月本田尚志氏情報漏洩の容疑で逮捕

同年6月逮捕不当として裁判所に訴えるも却下される

鹿児島県警不祥事隠蔽疑惑まとめ

本田尚志前生活安全部長は、職務上知り得た情報を第三者に漏洩したとして逮捕されましたが、「市民安全を守る警察官が不祥事を起こしたにもかかわらず、トップがこれを逮捕せず隠蔽しようとしたことがどうしても許せなかった」といいます。

本田尚志氏の逮捕は市民の安全を脅かしたという正当な理由によるものなのでしょうか?

情報漏洩ではなく、県警の姿勢を正す、「内部告発」だったのではないでしょうか?

今後の捜査によって明らかになることが期待されます。

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