5月27日午前9時過ぎ、東京都江戸川区東葛西のマンションの工事現場で爆発がありました。
重機で掘削作業中に、地中にあったガスボンベを損傷し、ガスに引火して爆発が起きた模様です。
この記事では、事故当時の動画や、事故の状況、原因についてまとめてみました。
【動画】江戸川区東葛西で重機が爆発!
9時40分ごろ江戸川区東葛西5丁目付近で何らかのもの(クレーン車?トラック?)が爆発した模様。現在、消防隊が活動中#火事 #火災 #爆発#トラック #クレーン車https://t.co/5ceYzmbIpA pic.twitter.com/P9DDSdnmRj
— 江戸川区情報ネット (@edogawa_net) May 27, 2025
【動画】「爆発音」作業員や歩行者ら10人けが、杭打ちでガス管に傷か 東京https://t.co/vf6QPMy60A
— 朝日新聞デジタル速報席 (@asahicom) May 27, 2025
27日午前9時30分ごろ、東京都江戸川区東葛西5丁目で「爆発音がして自宅の窓ガラスが割れた」と110番通報がありました。工事現場でトラックが焼け、男女10人がけがをしました。 pic.twitter.com/gx9YNE9GQE
緊急速報
— かめちやん(SUZUKIGSXーS125) (@7iS6LcTblto5xi2) May 27, 2025
東京江戸川区東葛西の工場で爆発💥
火事🔥で3人逃げ遅れ6人辺りは騒然
家🏠の窓ガラスが割れ大変😰な事になっております😰 pic.twitter.com/Ruh0RazlvU
江戸川区東葛西で爆発が起きたのはどこ
上空から見た映像です。

爆発したのは赤丸で囲んだ、野島ハイツ前の新築マンション工事現場で、地面を掘削作業中の重機です。
江戸川区東葛西の爆発事故の状況は
2025/05/27 #NHKニュース 田村律子記者が葛西東公園から中継 江戸川区東葛西の工事現場で爆発6人けが 地下のガス管 損傷か ※左はセブン-イレブン 江戸川東葛西5丁目西店 右のアパートはノジマハイツ pic.twitter.com/3wxZpYw4Qw
— てれびまにあ24 (@tvmania24) May 27, 2025
トラックがひどく燃えていますね。

向かいにあったセブンイレブンの看板が衝撃波によって粉々になっています。


掘削現場前の野島ハイツも衝撃波でベランダが大きく破損しました。

付近にいた人は、まるでミサイルが飛んできたかのような衝撃音だったと話しています。

爆発の原因は
どういうミスよ…
— macaron (@fraisst) May 27, 2025
5月27日午前9時35分ごろ
東京都江戸川区東葛西5丁目
葛西駅から250mのでガス管爆発
マンションのくい打ち工事中、
作業員がガス管を破損させ
漏れたガスに引火したことが爆発の原因
近くの建物の窓ガラスが割れたり
シャッターが壊れた pic.twitter.com/PiQemI0zHG
新築マンションの工事現場で、マンションのくい打ち工事中に作業員がガス管を破損させ 漏れたガスに引火したことが爆発の原因と見られています。
追記:爆発したのは地中に埋められたガスボンベだった

ガスボンベの中身はアセチレンガス
ガスボンベの中身は「アセチレンガス」で家庭用で使われるものではないということです。
アセチレンガスとは、金属の溶接や切断に使用される可燃性の高いガスで、取り扱いには十分な注意が必要です。
杭打ち作業の重機が、偶然にも地中に埋められたガスボンベに穴を開けてしまい、爆発が起きてしまいました。

地中から引き出されたボンベは、50センチから60センチほどの深さに埋まっていて、長さが1メートル3センチ、直径が26センチ程度でした

ガスボンベは誰がいつ埋めた?
このガスボンベは誰がいつ埋めたものなのか?
考えられるのは2つ
- 土地の所有者が、更地にして売り渡す際に、解体した家屋の瓦礫などと共に埋め立てた
- 水害によって流されたものが偶然埋没してしまった
事故現場の土地は2009年8月には駐車場として整地されていたことがわかっています。
また、付近に60年以上住んでるという地元住民の話では、資材置き場や、社員寮として使われていた履歴があるということです。
江戸川区の爆発現場、地理院の写真見ると80年代初頭に開発されて、90年代はじめには白い屋根の建物があったようです。グーグル写真見ると2009年8月には駐車場になっています。建物解体のときにガスボンベ埋めたのかな。 pic.twitter.com/MDe7rOj9Gv
— A.Ennyu (@aennyu) May 27, 2025

ということは、1964年から2009年の間に地面に埋まっていたということになります。
ガスボンベは一般家庭で使用されるものではなく、どこかの企業の所有物だったことは間違いないでしょう。
一昔前は、産業廃棄物処理に関しては法も整備されておらず、危険物に関しても厳密な管理がなされていませんでした。



ということは、建物を所有していた企業が、更地にして売却する時に埋めてしまったのかしら?
しかし、江戸川区では昔から水害の被害が多く発生しており、1968年にはこの付近一帯にも色々なものが流されてそのまま埋没された可能性もあるようです。
1958年狩野川台風襲来、堤防決壊
— ino (@FaceC3) May 29, 2025
1968年の土地分類調査図では突然出現したように「湿地」
この地中ボンベは災害の痕跡とか?
江戸川区の爆発事故 ガスボンベに1964年の刻印nhk pic.twitter.com/gJ8oOABi1A
江戸川区の地中に埋まったガスボンベのガス爆発で思い出したけど、昔、洪水の後にガスボンベ埋まってるの見つけて市に連絡した事あった。 pic.twitter.com/YLj8bVg3Pc
— katu (@galaxygems) May 27, 2025
ボンベは地中5〜6mの深さにあったということですから、
湿地帯を整備する中で取り残されたのかもしれません。
世間の声は


この事故を受けた世間の声をまとめてみました。
近所に住んでいます。爆発した車両はクレーン車です。
周囲の住宅の窓ガラスやコンビニの看板やウィンドウが大破しています。相当に大きな爆発でした。
爆音がした後に黒煙が上がりましたが、燃えたのは車両だけで延焼などはしなかったので比較的すぐに収まりました。
一時運転を見合わせていた東西線は、運行再開しています。
負傷された方のご無事を祈っています。
ですがクレーン車って爆発する要素ありますかね?
じつは25日夜にも同じような爆発音を聞いたのですが、何か関連性があるのでしょうか。このあたりはわかりません。
爆発現場の50mなど歩いたマンションに住んでいます。
物凄い爆発音と爆風でマンションが揺れました。
被害はありませんでしたがペットのワンちゃんの動揺がすごくしばらく落着かずずっと震えてました。
落着くまでずっと抱っこしてました。
人間も動揺するくらいですからワンちゃんも怖かったと思います。
ケガをされた方にはお見舞い申し上げます。
写真見るにオーガで掘削してたっぽいな。
ドリルでガス管やっちまったパターンだろうな。
掘削する時は図面とかで必ず埋設物は確認するはずだから予想外の場所にガス管があったんだろうね。
残念ながら図面と違う場所に何かがあるなんてまあある話。
特に古ければ古いほど。
作業員の無事を祈る。
ガス爆発だとしたら相当な威力だと思います。
一瞬で炎に包まれ、爆風も相当なものになっているんでしょう。
とにかく逃げ遅れた方々の安否が気がかりです。
無事を祈っています。
それにしてもガス管工事中とのことで、ガス管を傷つけたのかもしれません。
ガスが出ていたような感じのようなコメントもあるので、もしそうであれば、全体の共有等に不備が無かったのかなどの検証が必要だと思う。
工事管理の経験が有りますが、試掘をしなかった。
地下埋設物調査が出来て居なかった。
地下埋設物台帳がいい加減だったり要因はいくつかあると思いますが、重機で一気に掘る前に、30cm位掘削して手作業である程度掘る等するかガスの場合だと金属管なので割と見つけやすいと思います。
自分の経験上ガスは割合浅い所にあり建物の側を通っていると思います。それらを注意しながら力任せや、まぁいいやではなく慎重に掘るべきだと思います。
後の処理の責任や賠償を考えて作業をしてください。
現場付近に住んでいる人の証言によると、相当な衝撃があったことがわかりますね。
また、工事関係者によると、前もっての調査はちゃんとできていたのか?
という疑問の声が多く上がっています。
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