しまむら系列のブランド”バースディ”でデザイナーとコラボしたtシャツや靴下が『パパを馬鹿にしている』と販売中止になりました。
このデザイナーは現代美術作家として活躍している加賀美健さんです。
加賀美健さんは一体どんな人物なのでしょうか?
鏡さんのWiki経歴や家族構成、妻や子供はいるのか調査してみました。
しまむらが炎上で販売中止コラボ商品とは?
人気洋服ブランドしまむらはベビー用品販売の”バースデイ”において、デザイナーとのコラボ商品を販売しました。
テーマは”小さなお子さんの言い間違いや口癖”でしたが、一部商品に載せられた「ママがいい」「パパはいつも寝てる」「パパは全然面倒みてくれない」などの言葉に不快感を抱いた方が多くいたようです。
Xでは怒りをあらわにする投稿も多く、一部では『こういう言葉を子どもに刷り込むのは立派は児童虐待』という意見まで飛び出し、しまむらは販売中止を決めました。
加賀美健は何者?ウィキ経歴
- 名前:加賀美健(かがみけん)
- 生年月日:1974年
- 年齢:50〜51歳
- 出身:東京都
- 職業:現代美術作家、デザイナー
- 家族構成:妻・娘
- 18歳で妻と出会う
- スタイリストのアシスタントを経て妻と共にサンフランシスコへ
- 語学・美術の研鑽を積み、帰国後は様々な作品を発表
加賀美さんは小学生の頃からファッションやアートに興味を持っていました。
そして中学生の時に、当時人気のあったトレンディードラマ「抱きしめたい」の浅野温子さん扮するスタイリストを見て、この仕事に興味を持ったといいます。
高校卒業後は、服飾関係の仕事に就くべく「文化服飾学院」に進学。
卒業後は有名スタイリスト馬場圭介さんの元で6年間修行しました。
その後、18歳の時から付き合いのある妻順子と共に、サンフランシスコへ留学します。
加賀美さんは東京に帰ったのち、自身の好きなギャラリーに作品を持ち込み採用されることになりました。
「ミルクマン」という独特なキャラクターでのちにバンドのジャケットにも採用されています。
とても斬新なデザインですね
以降、ギャラリーにおいて様々な作品を発表されました。
・「TOYS”A”SS トイズアス」
・「アートがあれば2」
・「スコット・リーダー 加賀美健 The Future is Stupid」
・個展「Bronze works 2013 – 2014」
・グループ展「コメディー・コンクリート」
・2人展「トレバー・シミズ&加賀美健
しばらくは収入も安定せず苦労されたようですが、徐々に評価されるようになり、2010年にはアトリエ「ストレンジストア」を自宅近くにオープンさせました。
さらにはTシャツブランド「C(シー)」も設立するなどプロとして活動の幅を広げていきました。
加賀美健さんの家族構成「妻と娘とは仲良し」
加賀美健さんは、スタイリストのマネージャーをしている妻、順子さんはとはとても仲が良いようで、毎日のように晩酌をし、お喋りしながらゆっくりご飯を楽しむということです。
9年前の結婚記念日に初めて『Rozzo Sicilia』に行ったのですが、接客をしてくれた店主の阿部努さんが、偶然、そのとき保育園に通っていた娘の同級生のお父さんだったんです! 料理はどれもおいしいし、お客さんのちょうどいいタイミングで料理やお酒を提供する阿部さんの接客は素晴らしいし、とても気持ちよくて、それから今でも通っています。僕らがよく行く好きな店は、ここも含めて2、3軒あるのですが、全部自営業で、外食をするときはその中で決めることが多いですね。だって、初めて行く店で想像と違ったときのショックは大きいし、チェーン展開の店だと、店員さんが替わるたびに馴染みのない店のように感じてちょっと悲しいじゃないですか(笑)。知り合いの店にカジュアルな服装で行ってお腹いっぱい食べて、二人して陽気に酔って帰るのが最高ですよ。
雑誌の取材では結婚記念日に外食を楽しむ様子なども紹介されています。
理想的なご夫婦と言えそうですね。
また娘さんの育児にも積極的に参加されていたようです。
朝の散歩は娘さんの登校に合わせて出かけていたようで、毎日欠かさず行っていたといいます。
また、取材によるとお子さんとのコニュニケーションにより、創作のインスピレーションが湧いたと語っていて、子どもさんとの距離が近かったことが伺えます。
在宅時間が増えたことで大きく変化したのが、子供とのコミュニケーション。
それは子供の成長期を見守ることができる貴重な憩いの瞬間でもあり、日常の出来事から創作のインスピレーションを受ける加賀美さんにとって欠かせない時間だ。
「娘が僕に書いてくれたお祝いのメッセージとか、上手に描けたイラストってうれしいから全部大切に保管しています。もちろん親バカなのもあるんですが、それ以上に学ぶことも多くて。」
引用元:LIFELABEL
娘さんとの良好な関係が見て取れますね。
まとめ
ギリ炎上しないラインを狙うしまむら pic.twitter.com/6ybIclDFl9
— むぎめし (@6gime4) July 31, 2024
今回、しまむらとコラボした現代作家、加賀美健さんを調査しました。
加賀美さんはとても家族と仲良く良好な関係であり、よき父親像であることがわかりました。
今回のコラボ商品の文言については
現代はパパもママと同じように育児している
昭和の感覚だ
といった意見もあったようです。
確かに現代のパパたちは育児にも積極的に参加し、ひと昔前のお父さん世代とは明らかに違います。
働き方が異なってきていることも大きいと思います。
その中でも、へとへとになるまで働いて、休日も家族サービスの余裕さえなく、焦燥感に駆られているおとうさんも少なくないことでしょう。
「子供と関わりたいのに余裕がない」
そんなお父さんたちが反感を持ったコラボ企画になったのかもしれません。
しかしながら、加賀美さんの年齢から考えると、自身も父親にあまりかまって貰えなかった子供時代があったことでしょう。
そんな経験が今回のメッセージに繋がったのかもしれません。
今回の炎上がきっかけとなり、育児に対して多くの人が関心を持ち、たくさんの若いパパが子供とのかけがえのない時間を共有できる世の中になっていって欲しいと強く思いました。
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