川崎市の住宅で行方不明になっていた岡崎彩咲陽(あさひ)さんの白骨化した遺体が見つかった事件で、元交際相手の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、白井秀征(しらいひでゆき)容疑者28歳です。

どんな人間なんだ⁉︎
人物像が気になりますよね!
そこで今回は、しらいひでゆき容疑者の顔画像と共に、フェイスブックなどSNS、犯行動機など調査してみました。
白井秀征フェイスブック顔画像「ヤンチャな末っ子」


8年前の成人の日に仲間と記念撮影に収まった写真のようです。
おでこに刺青があるものの、表情はどこかあどけなく、無邪気に見えます。
白井容疑者は、上に姉と兄がいて母親に溺愛されて育ったということですから、ヤンチャな末っ子だったのでしょう。
- 名前:白井秀征(しらいひでゆき)
- 年齢:28歳
- 職業:不詳
- 住所:川崎市川崎区大師駅前2丁目
- 逮捕容疑:遺体遺棄
白井秀征(しらいひでゆき)のfacebookやSNSは


白井容疑者は、いったい、どんな人物なのでしょう?
SNSで何か発信がないか、調べてみました。
①白井秀征のfacebook
「白井秀征」という名前でフェイスブックを検索したら、いくつかのアカウントがヒットしました。
その中には川崎市在住のアカウントがあり、プロフィール画像が報道されている白井容疑者の顔画像と一致しました。
出身地が「American Canyon, California」とあり、元々はアメリカで生まれ育ち、日本に帰国したようです。
友達も188人ととても交友関係が広いことがわかります。
しかし、投稿は8年前にアップされた数枚の写真のみで、人物像を計り知ることはできませんでした。
②白井秀征のインスタグラム
「白井秀征」や「h,sirai」「sirai.hideyuki」「hideyuki.sirai」などといった名前でInstagramを検索してみましたが、本人と通じる情報は見つかりませんでした。
白井容疑者はニックネームを使ってインスタ投稿していたのかもしれません。
③白井秀征のX
「白井幸英」という名前でXを検索すると、いくつかのアカウントがヒットしました。
その中で、プロフィール画像がフェイスブックに投稿されている顔画像と一致したものがあり、本人のアカウントと見て間違いないでしょう


こちらもフォロワーが132人ととても多く、交友関係が広かったことが伺えます。
投稿は10年前の中高生時代の他愛ないものを最後にストップしていて、人物像を計り知ることはできませんでした。
事件の概要


- 川崎市に住む岡崎彩咲陽さん(20歳)は元交際相手である白井秀征からストーカー被害を受けていると警察に度々相談していましたが、昨年12月に行方不明になり、家族から捜索願いが出されていました。
- 家族は白井秀征の家にいるに違いないとみて警察に捜査を依頼しましたが、任意での取り調べでは発見に至らず、4月に入ってようやく白井容疑者の自宅の床下収納の中に置かれたボストンバッグの中から岡崎さんの遺体が発見されました。
- 遺体は激しく焼かれて白骨化していたということです。
- 白井容疑者はアメリカに出国していて、今月に入って帰国し、遺体遺棄の容疑で逮捕されました。
- 調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
- 警察は殺人も視野に入れて捜査を進めていますが、家族は「発見が早ければ助かっていたかもしれない」と警察の対応の遅れに憤っています。
白井容疑者の犯行動機は


しかし、岡崎さんが再三ストーカー被害を訴えて警察に相談を持ちかけていることから、岡崎さんに対して執拗な執着心があったことは間違いいないでしょう。
明確な犯行動機が明らかになりましたら、直ちに追記していきたいと思います。
白井容疑者の家族構成は


白井容疑者には姉と兄の兄妹がいることがわかっています。
姉はアメリカに在住し、兄は独立していて、白井容疑者は母親と2人で生活していました。
父親については何も情報がなく、死別したのか、母親が離婚したためか、ひとり親家庭で育ったようです。
新しい情報が入りましたら、追記していきたいと思います。
過去に起きた同様の事件


元交際相手が別れ話のもつれからストーカーとなって殺人事件にまで発展した事件はこれまでにも複数ありましたが、過去に最も注目を集めた事件として、「ストーカー規制法」が設立されるきっかけになった「桶川ストーカー殺人事件」があります。
事件の概要:
- 被害者の猪野詩織さんは、以前交際していた小松和人という男から執拗なストーカー行為を受けていました。
- 詩織さんは、埼玉県警上尾署に複数回にわたり相談していましたが、警察は適切な対応を取りませんでした。告訴状も被害届に改ざんされるなどの不誠実な対応がありました。
- 事件当日、詩織さんは駅で、小松の兄に依頼された実行犯グループに襲われ、死亡しました。
- 小松和人は事件後逃亡し、2000年1月に北海道で自殺しているのが発見されました。
- 実行犯らは逮捕され、有罪判決を受けました。
事件の背景:
- 小松和人は、詩織さんに嘘をついて近づき、交際後も暴力的で束縛の強い行動をとっていました。
- 別れ話のもつれからストーカー行為が始まり、嫌がらせ電話、待ち伏せ、中傷ビラの配布など、悪質な行為が繰り返されました。
- 警察は、詩織さんや家族からの再三の訴えに対し、真剣に取り合わず、適切な捜査や保護措置を講じませんでした。
裁判と国家賠償請求:
- 遺族は、警察の捜査怠慢が事件を防げなかったとして、埼玉県警(県)に国家賠償を求める訴訟を起こしました。
- 一審・二審では、警察の捜査怠慢と名誉毀損行為が認められ、県に賠償が命じられました。
- しかし、最高裁では、警察の捜査怠慢と詩織さんの殺害との間の因果関係は認められませんでした。
事件の影響と教訓:
- ストーカー規制法の成立: この事件は、ストーカー行為に対する法規制の必要性を強く社会に認識させ、「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」が2000年に成立・施行される大きな要因となりました。
- 警察の捜査体制の見直し: 警察のストーカー被害に対する認識の甘さや対応の遅れが明らかになり、その後の捜査体制や被害者支援のあり方が見直されるきっかけとなりました。
- 報道被害の問題提起: 事件後、一部メディアが遺族に対し過剰な取材を行い、事実に基づかない報道で詩織さんの名誉を毀損するなどの問題行為が社会的な批判を浴びました。これにより、報道倫理や被害者・遺族への配慮の重要性が改めて認識されました。
- 被害者参加制度の必要性: 刑事裁判において、被害者や遺族が意見を述べたり、裁判に参加したりする制度の必要性が議論されるようになり、その後の被害者参加制度の創設につながりました。
桶川ストーカー殺人事件は、一人の若い女性の命が奪われた悲劇であると同時に、日本の警察の捜査体制、メディアのあり方、そしてストーカー対策の不備といった多くの問題を浮き彫りにした事件として、深く記憶されています。遺族の長年にわたる闘いを通じて、社会は多くの教訓を学び、ストーカー被害の防止と被害者支援の重要性が改めて認識されるようになりました。
事件の概要:
- 川野さんは、JR博多駅から徒歩数分の路上で、頭や胸など10数か所を刃物で刺され、その場で死亡が確認されました。
- 犯人の寺内被告は事件後逃走しましたが、2日後の1月18日に福岡市内で逮捕されました。
- 寺内被告は、川野さんの元交際相手であり、事件前から川野さんに対してストーカー行為を繰り返していました。
- 川野さんは、事件の3ヶ月前から寺内被告のストーカー行為について警察に複数回相談していました。
- 警察は、川野さんからの相談を受け、寺内被告に対してストーカー規制法に基づく禁止命令を出していましたが、事件を防ぐことはできませんでした。
事件の背景:
- 報道によると、寺内被告は川野さんとの復縁を求めていましたが、川野さんが拒否したため、恨みを抱き犯行に及んだとされています。
- 事件前には、寺内被告が川野さんの職場に押しかけ、「何で警察に相談した。仕事がなくなるだろう」などと詰め寄ることもあったと報じられています。
- 逮捕後の寺内被告は、取り調べに対し殺意を認め、「記憶が飛ぶくらい刺した」「死刑でいいんです」といった供述をしていると報じられました。
裁判の状況(2024年6月時点までの報道):
- 寺内被告は、殺人罪やストーカー規制法違反などの罪で起訴されました。
- 2024年6月には、福岡地方裁判所で裁判員裁判が始まりました。
- 初公判で寺内被告は、殺害については認めたものの、待ち伏せなどのストーカー行為については否認する供述をしました。
- 検察側は、寺内被告が川野さんの浮気を疑い、交際中に携帯電話を取り上げたり、待ち伏せをしたりするなどの行為があったと指摘しています。
- 法廷では、事件当日の防犯カメラ映像も公開され、寺内被告が川野さんに約173メートル追従し、警察に相談したことへの文句を言う様子などが明らかになっています。
- 寺内被告は、法廷で「川野さんを刺したことは間違いない」と述べつつも、「(川野さんが)警察で話そうと言ってきて頭が真っ白になった」などと当時の状況を語っています。
事件の教訓と影響:
- この事件は、警察がストーカー被害の相談を受けていたにもかかわらず、女性の命を守ることができなかったという点で、大きな社会的な衝撃を与えました。
- ストーカー行為に対する警察の対応や、禁止命令の実効性など、ストーカー対策のあり方について改めて議論が起こりました。
- 被害者保護の強化や、加害者対策の必要性などが改めて認識されるきっかけとなりました。
この事件は、ストーカー被害の深刻さと、被害者を守るための社会全体の取り組みの重要性を改めて浮き彫りにする悲劇的な事件として、多くの人々の記憶に残っています。
世間の声


警察の対応に批判が集中しているが、難しい問題。 証拠や捜査令状がなければ、任意の捜査には限界がある。
床下に隠していたのならば見つけられないのは仕方がないとも思う。
今回の事件はストーカー犯罪への対応の難しい所と、結果としては最悪のケースとなってしまった。
わずか20歳の若さで亡くなった被害者の無念さを思うと言葉もありません。
ストーカー被害を警察に相談していたにもかかわらず防げなかった点も重大な問題です。
容疑者が事件後にアメリカへ逃亡していた事実も悪質さを際立たせています。
二度とこのような悲劇を繰り返さないためにも、ストーカー規制法の強化や被害者保護体制の抜本的な見直しが急務です。
床下に遺体を隠すという行動から、計画性や悪質性は明らかです。
たとえ動機に情状があったとしても、それが人命を奪っていい理由にはならない。
残された遺族の無念や恐怖を思えば、心から同情します。
裁判ではどうか厳正な判断と、それに見合った厳罰をお願いしたい。
二度と同じような悲劇を繰り返さないためにも。
職務は違えど日本の警察も、息を殺して一旦停止の取り締まりやネズミ捕りに頑張るのでなく、もっと犯罪の抑止力というところに力を発揮出来ないのだろうか。
警察官になりたがらない若者が増えるのもよく分かる事件だと思う。
まずは加害者には厳罰が下ることを願います。 2年前博多駅で女性がストーカーされてて刺殺された事件では、別れてからもストーカーの相談が何度もあって起きた。 上記の件のように、犯罪を未然に防ぐための法整備が追いついてないから自衛の重要性をもう一度理解するべきだと思います。
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