3月10日に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」第10話で、吉高由里子演じるまひろと柄本佑演じる藤原道長のキスシーンが登場し、NHKらしからぬ演出と話題になっています。
本記事では話題のキスシーンを見逃した方に向けて動画を紹介します。
光る君へ第10話吉高由里子と柄本佑 シーン動画
8時のゴールデンタイムで家族で視聴していた方も多く、
NHK、攻め過ぎでは?
このシーン、大河なの? 大丈夫なの?
今日は家族で見れない回
などと戸惑いの声が多く上がっていました。
まひろと道長の関係は実話?
紫式部の書いた「源氏物語」の主人公の光源氏は藤原道長がモデルではないかという説があります。また、紫式部は道長の妾であったと書かれた史料も残されているということです。
紫式部と藤原道長が同じ時代に生きた人物で、ごく近しい間柄であったことは事実のようですが、恋仲であったというのは否定する意見が大半なようです。
藤原道長といえば、つぎの歌が有名です。
”この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば ”
『この世は自分のものと思っている』などと歌に残した道長は、権力欲が強く、妻と愛人が何人もいましたので、精力がみなぎっている人物に思えますが、じつは意外と病弱だったみたいです。
引用元:PRESIDENT Online
長徳4(998)年、道長が33歳のときに大病を患い、死を覚悟したのか、帝に出家を願いでたことがありました。
このときは無事に治りましたが、その後も、たびたび体調を崩すことがあったのです。
とくに道長が紫式部と歌のやりとりをした、といわれる寛弘5年の夏は、病気のために参内もしていません。
また、道長が著わした『御堂関白記』によれば、風病(風邪など)の記述も多く、50歳のときには「糖尿病」と疑われるような症状も出ていたようです。 紫式部と道長の本当の関係 は、以上のように見てきますと、「紫式部と道長の間に、恋愛関係はなかった」 それどころか、相聞歌めいた歌の交換も、ふたりのものではなかったのではないか、とすら思われます。にもかかわらず、紫式部と道長のふたりを強引にむすびつけてしまう小説が最近、多く出まわっています。
吉高由里子と柄本佑のキスシーンは以前にも
日本テレビ系水曜ドラマ「知らなくていいコト」は”光る君へ”と同じ大石静さんのオリジナル脚本でした。吉高由里子さんと柄本佑さんはここでもラブシーンを演じていて、今作とシーンを重ねるファンも多くいたようです。
”光る君”も紫式部であるまひろと藤原道長が幼馴染であったとか、架空の設定が並びますが、イキイキとした演出に遠い昔の当時の貴族の生き様をとても身近なものに感じる事ができます。
脚本家の大石静さんも吉高由里子さんの演技には太鼓判を推しているようです。
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