鳥山明氏年収Dr.スランプで漫画家初の5億越え
鳥山さんは『Dr.スランプ』が大ヒットした1981年、5億3924万円で文化人部門の1位になりました。この年文化人部門では
- 歌手の五木ひろしさんが『港・ひとり唄』などがヒット→歌手部門で1位の1億987万円
- 黒柳徹子さんは自伝『窓ぎわのトットちゃん』が大ベストセラー→俳優部門の1位で1億9910万円
でしたので、いかにすごい事なのかがわかります。よく年はさらに上回って、漫画家の中でも群を抜いてますね。
鳥山明氏現在の年収はどれくらい
1995年、鳥山氏の年収は11億円と一気に跳ね上がっていますが、これはドラゴンボールがアメリカで大ヒットした年ですね。
2005年以降も平均年収は7億円以上で、2024年度の年収は15億円以上くらいではないかと予想されています。生涯年収は235億円をゆうに超えるとのことです。
鳥山先生は最新作にも意欲を燃やしていた。
鳥山氏は3月4日、読切作品「SAND LAND（サンドランド）」プロジェクト発表会を開いたばかりでした。
新たに未公開カットや新たなシーンを追加した「SAND LAND: THE SERIES」を、3月20日からディズニープラス「スター」で独占配信されると発表していました。こちらは大いに注目を集めることでしょう。
「SAND LAND」は深刻な水不足にあえぐ砂漠の国・サンドランドが舞台に、悪魔の王子ベルゼブブと人間の保安官ラオが手を組み、砂漠の中にあるとされる幻の泉を探す冒険物語です。
2000年に「週刊少年ジャンプ」で14話が掲載され、ファンの間では「圧倒的完成度の名作」と称されていました。
また今年秋には完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA（ダイマ）」が公開されると発表されていました。こちらは今後どうなるか先行きが気になりますね。
鳥山明氏の遺族に印税は入る？
日本の場合、著作権は作者の死後50年間は保護されますので、著作者が死亡した場合は、著作権も、不動産や預貯金といった財産と同じくその遺族に引き継がれることになります。
鳥山先生の最初のヒット作「ドクタースランプ」は1980年から1984年まで、同じく週刊少年ジャンプで掲載され、累計発行部数は全18巻、3000万部です。
世界的に大ヒットしたドラゴンボールは1984年から1995年まで週刊少年ジャンプで連載されました。通常版が全部で42巻、完全版が34巻発行されています。単行本は日本で1億6000万部、全世界累計2億6000万部発行されています。
漫画本の印税は約10％と言われ、1冊あたり約50円となります。ざっと計算してもドクタースランプが15億円、ドラゴンボールが130億円と驚きの数字になります。
本の印税だけでも恐ろしい数字ですが、これにアニメや映画の印税を加えると、さらに増えることになります。
『ドラゴンボール』は世界80以上の国と地域で愛された
ドラゴンボールは1995年にアメリカに進出し、現在まで世界80以上の国と地域でアニメとして放送されてきました。現在世界各地で鳥山先生の早すぎる訃報に対して追悼のメッセージが送られています。
大谷翔平選手も『フュージョン、ハッ！』
鳥山先生の元に届いているよう願って止みません。鳥山先生はどんなに収入が増えようが、生まれ故郷に住んで、ごく普通の生活に親しんでいました。お金で命が買えたならと思わずにいられません。
鳥山明氏プロフィール：1955年4月5日生まれ、愛知出身。
1978年に集英社「週刊少年ジャンプ」52号で読み切り作品「ワンダーアイランド」でデビュー。
「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」と大ヒット作を生み出し、いずれもテレビアニメ化、映画化され、国内のみならず世界的に愛された。
漫画のみならず、「ドラゴンクエストシリーズ」などのゲームのキャラクターデザインなど幅広く活躍した。
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