札幌のコンビニで殺傷事件を起こした宮西浩隆容疑者は、被害者とは何の面識もなく、無差別殺人の可能性があることがわかってきました。犠牲になった40代の男性は、当日たまたま弁当応援に出向いていた、勤続20年ほどのセイコーマートの社員さんだということです。遺族の無念は計り知れません。
宮西容疑者は引きこもりだったのか、近隣住民は一様に『 姿を見たことがないと』話しています。宮西容疑者は地元民ではない可能性もありますね。
本記事では宮西容疑者に家族や両親はいたのか、いじめにあった過去はあるかなど、生い立ちや経歴を調査していきます。
宮西浩隆生い立ちを調査!出身は函館か
宮西浩隆の現在の自宅住所は事件を起こしたセイコーマートから約1,2キロの、札幌市北区北39条西3丁目であることがわかっています。しかしながら付近の住人は一様に『 宮西容疑者の姿を見たことがない』『知らない』と言っているそうです。
このことから、宮西容疑者はもともとの地元民ではない可能性が出てきました。宮西容疑者の住所とされる北39条西3丁目付近は集合住宅が多いようです。宮西容疑者も一人住まいで家族は同居していなかったと思われます。
ゴミ出しで見かけていたという付近の方は宮西容疑者の印象が強かったのか、インタビューに次のように答えています。
朝、ゴミ出しで会うだろ?で、挨拶しても返事しないんだよ。ずっと無言で・・なんか威圧的な感じだったな。
宮西容疑者に家族はいなかったのか気になるところですが、幼い頃の宮西容疑者を知る人物からの投稿が見つかりました。
- 宮西容疑者は小学校の頃から攻撃性が高く、異様な雰囲気だったので、クラスメイトからも敬遠されていた。
- 実家は小学校の近所で小さな店を営んでいて、遊びに誘ったりした。
- さ行をうまく発音できなかったり協調性がなかったり、言動がやや過激だったりした。
- 宮西容疑者は当時から体格が良く、大人も手を焼いているように見えた。
- たまに暴力事件を起こすこともあったが、とりわけ問題児だったわけではない。
- 小柄だった投稿者さんを宮西容疑者が突き飛ばされた時、「なんだ、たいちたことないじゃん』と言い放ち、ニヤニヤしていた。それから疎遠になって、いっそう孤立したらしい。
- 似たような出来事が彼の人生で繰り返されたのは想像に難くない。 宮西容疑者には何かしらの障害があったのだと思う。それだけでな生育環境も良くなかったかもしれない。
- 彼の実家の様子(店頭)は殺伐としどこか荒んでいたし、理由は忘れたが(少なくとも私は)彼の家族や両親の話題をタブーだと当時は思っていた。私が勝手にそう思っていた可能性があるし、どこかで彼の複雑な家庭環境を小耳に挟んだ可能性もある。
- 小学生の時点で既に異様だった彼が健常者とは考えにくいと思う。授業中にいきなり立ち上がって絶叫したこともある。行動がもはや健常者のそれではなかったのだ。 一方、実は冗談が好きでよく笑う男でもあった。
この投稿者さんは、どこで宮西容疑者と同郷だったかは明らかにされていませんが、函館在住の方がこの投稿をリポストしています。
自暴自棄になっていたことは間違いなく、両親の離別や兄弟とのいさかいなどあり、健全な生育環境には恵まれていなかった可能性が高いです。
現場のコンビニには店のものでない刃物が複数見つかっており、宮西容疑者が通り魔的事件を起こそうと、事前に準備していたことは間違いないものと思われます。
宮西浩隆生の学歴・経歴は義務教育止まりか?高校は行ってない可能性あり
事件の30分前の宮西容疑者を防犯カメラがとらえていました。宮西容疑者が歩いているのは札幌市北区北38条西3丁目付近です。
宮西容疑者はセイコーマートまで約1,3kmの距離を早朝の雪の中セイコーマート目指して颯爽と歩いています。
姿勢良く歩く姿は心身が病に犯されたようには見えませんし、さっそうと歩く出勤途中の壮年男性のように見受けられますが実はこの少し前、宮西容疑者は違う服装で同じ道を自宅方向に歩いています。
新たに分かった供述内容で、朝一度セイコーマートで買い物をし、一旦刃物を取りに自宅に戻り、再びセイコーマート目指して急ぎ足で歩いていたようです。
この逮捕時の映像を見ても警察官と比べて大柄であることがわかります。
警棒で押さえ込んでます。
激しく暴れてこの瞬間ズボンがずり落ちました!
警察の方が刺されなくて本当に良かったです。
宮西容疑者は逮捕時は無職だったといいますから、どこかの時点で人生につまづきがあったものと思われます。連行されていく様子を見ると、どことなく幼い印象もあり、何か生まれつき発達障害がある可能性もあります。
学歴も義務教育までで、高校に進学したとは考えにくいです。早い段階で両親が発達障害に気づき、専門教育を受けていれば、また違った人格が形成されて普通の社会人として、職や家庭を得ていたかも知れません。
宮西容疑者と小学校で同級生だったという方から宮西容疑者が修学旅行について書いた作文の投稿がありました。作文としては幼稚な書き方ですが、とても丁寧な字が書いてあって、真面目に一生懸命に書いた作文だということが伝わってきます。
学習能力は低かった可能性がありますが、本当はちゃんと勉強して普通に中学、高校、大学と進む希望はあったかも知れません。
宮西浩出身地は北海道内か「壮絶ないじめ被害で社会的に孤立したか」
宮西容疑者は住んでいた地域で社会的つながりは一切なかったように見受けられます。
どこからか転居してきて、故郷ではいじめなどを経験し、社会性が欠如していたのでしょうか?
無差別殺人を犯してしまう人の特徴として、幼い頃にいじめを受けた経験がある人が多い傾向が指摘されています。
「心を傷つけられた経験から『また嫌われたらどうしよう』とか『裏切られるのが怖い』という恐れが残る。
相手を信じられないことから、何か困ったことがあっても誰かに相談することが難しくなる傾向が出るとされています。
さらには『自己肯定感の低さ』や『自信のなさ』があるため、幼いころに受けたいじめは、対人関係にずっと影響し続けるんです」
いじめの事実が明らかになり、加害者が謝罪したとしても、被害者の心の傷は残ったままで、いじめ後遺症の治療をして、専門家がなんらかのケアをしない限り、その傷は後年まで残り続ける。特に対人関係においては不安が残り、人間関係をうまく構築することができない状態に陥る。
引用元:週刊現代
幼い頃受けたイジメが大人になっても後遺症となって残っていて何らかの治療がないとずっと消えないとは恐ろしいことです。
現時点で宮西容疑者の口からそのような供述はありません。逮捕された宮西容疑者は『誰でもよかった。被害者には申し訳なかった』と話してると言い、まさに無差別殺人の典型的な例と言える、社会的に孤立したことにより鬱積した、フラストレーションの解消であると言えるでしょう。
逮捕されるまで大暴れしていた宮西容疑者は犯行後、憑き物が取れたように大人しく警察車両に乗り込んでいます。
幼なじみと思われる男性の投稿でも、宮西容疑者には何らかの発達障害があった可能性がわかります。
セイコーマートさんには普段から50代、60代の年配の店員さんがいて、アットホームな雰囲気のコンビニだったことから、宮西容疑者が好んで利用していた可能性があります。
事件の一週間前にも、宮西容疑者はセイコーマートで弁当を床に叩きつけるところを目撃されています。おそらく何かちょっとした自分の意に沿わないことがあったのでしょう。
事件当日のセイコーマートは大量の弁当発注で犠牲になった大橋恵介さんを含む3人の社員さんが応援に来ていたといいます。いつもとは違う雰囲気、自分の思いとは違った応対に感情が激しく爆発したのでしょうか?
宮西浩隆の家族や両親は健在か?
宮西浩隆容疑者は43歳ということですが、家族はいるのでしょうか?無差別殺傷事件を起こす犯人の特徴として
- ほとんどが男性
- 高齢者は少ない。親と同居している子供部屋おじさん、または、配偶者がいても円満な家庭生活は送っていない。
- 周辺との交友関係が悪化しているか希薄で、社会的に孤立している。
- 同じく、犯行時に異性の交際相手がいる者はほとんどいない。
- 収入が少なく困窮した生活を送っていて閉塞感や不満があり、ひがみがち。
- 犯行時にイライラして精神的に不安定な状態にある。
が挙げられます。
宮西容疑者は育った環境に恵まれてなかったようです。両親や兄妹が存命でも、家族としての付き合いは希薄だったのでしょう。
宮西容疑者は警官に向かって『俺を打てよ』と言ったといいます。自殺願望があったとは考えにくいですが、自分でもどうしようもない感情を持て余し、消し去りたいという気持ちは働いていたかも知れません。
コメント
コメント一覧 (2件)
氷河期世代として恥ずかしい
介錯しに行くわ
自分も宮西と同級生でした。彼が切れるときは、他の同級生からの叱責、いじめなどあったときだけでした。自分は何度か彼の家に遊びに行くこともあり、遊んでいるときは至って普通の小学生でした。二人でいるときに、攻撃的な行為は、一切ありませんでした。もちろん、彼の発達障害や家庭の事情はあったと思います。もちろん、一線を超えてしまった以上彼の責任、償いは必要です。ですが、障害をある人を、犯罪者にしてしまう、まわりの人のおもいやりの欠けた行為もあるのかと、寂しく、悲しくなる気持ちです。